夏旅　上高地｜ちょっと素敵な人生

みなさん、こんにちは。「ちょっと素敵な人生」運営兼ライターのかっつんです。

夏真っ盛りの今、旅に出かけていますか？　みなさんは夏旅は海派それとも山派、どちらですか？　まあ、どちらに行くにしても夏旅は楽しめますよね。

さて、今日は夏の避暑にお勧めできる旅先のひとつ、長野県の上高地についてです。

上高地は夏旅には、とってもオススメです。お友達やご家族でハイキングやBBQ、キャンプなんかやると、「ちょっと素敵」です。

上高地とは

北アルプスの長野県側にあり標高は約1,500mに位置し国の特別名勝・特別天然記念物そして天然保護区域にも指定されている、日本を代表する山岳景勝地です。槍ヶ岳を源流とする梓川を中心として周辺にはハイキングコースやキャンプ場が整備されています。ただし、人の手が加わっているのは最低限で自然保護の観念からマイカー（クルマ、バイク）の乗り入れが禁止されています。また観光シーズンは開山祭の4月27日から11月15日の閉山式までに限定されています。

梓川にかかる「河童橋」奥に見えるのは穂高連峰

上高地でのルール

上高地が素敵な場所であり続けるために、地元の方を中心とした様々な努力により自然環境が守られています。このため、旅で訪れる私たちにもルール厳守が求められています。

上高地観光のルールとマナー

採らない｜植物や昆虫などの生きものを採らない。
与えない｜野生動物にエサを与えない。
捨てない｜ゴミはすべて持ち帰る。
持ち込まない｜ペットや外来生物を持ち込まない。
踏み込まない｜歩道を外れて歩かない。
乗り入れない｜自転車を山岳地帯へ乗り入れない。
飛ばさない｜ドローン（無人航空機）を飛行させない。

上高地が素敵な場所であり続けるために、ぜひ、ルールは守りましょう！

上高地がオススメできるわけ

上高地は標高約1,500mに位置するため、真夏にあたる7～8月でも最高気温が21℃～２3℃ととても涼しいです。私が訪れたのは8月上旬でしたが、例えば、夏の関東地方で２時間も外で歩き回ることはとてもできませんが、上高地なら２時間ほどウォーキングすることも平気でした。もちろん、夏らしい暑さは感じますが、高所であることと木陰も多く、風が吹くと少し涼しく感じた程です。

上高地ではここを見てほしい

まず上高地で必ずみなさんが訪れるであろう場所は梓川にかかる河童橋でしょうね。上高地を紹介する写真で必ず使われているという定番中の定番です。事実、関西や関東からの高速バスの到着が集中するお昼頃は、曜日によっては結構混雑しています。その他では、焼岳の噴火によって形成され澄んだ水と周囲の山々の美しい景色が楽しめる大正池、穂高神社の奥宮に位置し神秘的な雰囲気が漂う静かな明神池などがあります。上高地観光を楽しむ主なウォーキングルートは次のとおりです。

1時間コース／バスターミナル→河童橋→梓川右岸→ウエストン碑→田代橋→梓川左岸→バスターミナル
2時間コース／バスターミナル→河童橋→梓川左岸→明神池→梓川右岸→河童橋→バスターミナル
3時間コース／バスターミナル→河童橋→明神分岐→明神池→河童橋→ウエストンレリーフ→田代橋・穂高橋→中の瀬園地→バスターミナル
4時間コース／バスターミナル→河童橋→ビジターセンター→明神橋→明神池→河童橋→ウエストン碑→田代橋→自然研究路→大正池往復→バスターミナル
5時間コース／バスターミナル→河童橋→明神→徳沢→新村橋→徳沢→明神橋→明神池→河童橋→ウエストン碑→田代橋→バスターミナル

（出典：JAPAN ALPS KAMIKOCHI Official websiteより）

このうち日帰りなら1～３時間コース、１泊以上するなら各コースを2日分けて楽しむのもありですね。

大正池と奥に見えるのは日本百名山に数えられる「焼岳」

上高地で宿泊を

上高地が人気なのは、関東や関西からは列車やバスで日帰りでも訪れることができる場所であることも理由ですが、私のオススメはぜひ１泊すること（もちろんそれ以上でも）。標高が高いので空気が澄んでいるのと必要以上な照明がないため、夜の上高地は星空鑑賞にもってこい。多くのホテルでは星空鑑賞用の双眼鏡の貸し出しがありますし、鑑賞会を開催しているホテルもあります。また、明け方には靄がかかり梓川の幻想的な風景を味わえます。