
関東のちょっと素敵な絶景を紹介する新企画です。
みなさん、こんにちは。
「ちょっと素敵な人生」運営管理者兼ライターのかっつんです。
いろは坂を登り切ると、景色がまるごと変わります。
眼下に広がる中禅寺湖、遠くに見える男体山、そして山の合間から落ちる一筋の白い流れ——それが華厳の滝です。
落差97メートルの水が轟音とともに一気に落ちる姿は、日本三名瀑のひとつに数えられるにふさわしい迫力があります。
さらに奥へ進むと、竜頭の滝、そして広大な戦場ヶ原の湿原へ。東照宮とはまた違う、日光の大自然の顔がここにあります。
いろは坂ドライブと合わせて、日帰りで十分に楽しめる日光の自然コースをご紹介します。
いろは坂——峠道のドライブ
日光市街から中禅寺湖方面へ向かう国道120号線のつづら折りの峠道がいろは坂です。第一いろは坂(下り専用)と第二いろは坂(上り専用)に分かれ、合計48のカーブが続きます。
新緑の季節は濃い緑のトンネルを抜けていく爽快なドライブ、秋の紅葉シーズンは燃えるような赤と黄のグラデーションの中を走る絶景ロードに変わります。カーブが多いため速度は控えめに、峠の雰囲気を存分に楽しみながら登りましょう。

写真で巡る、日光の自然
● 華厳の滝(明智平からの遠景)——湖と滝を一望する絶景
いろは坂を登り切った先にある明智平のロープウェイ展望台からは、中禅寺湖と華厳の滝を同時に見渡す絶景が広がります。湖面の青、山の緑、白い滝筋——この構図は地上からでは決して見られない、展望台ならではの一枚です。

● 華厳の滝(見晴し台からの近景)——落差97mの圧倒的な迫力
エレベーターで地下100mに降りた見晴し台からは、目の前で轟音とともに落ちる華厳の滝を間近で体感できます。水しぶきが顔に届くほどの距離で見る滝は、写真や映像では伝わらない迫力があります。日本三名瀑の実力を、ここで実感してください。

● 竜頭の滝——渓流が岩を割って流れ落ちる
中禅寺湖の北側、湯川が湖に注ぎ込む手前に広がる竜頭の滝。幅10メートルほどの岩場を勢いよく流れ落ちる様子が「龍の頭」に見えることからその名がついています。滝壺近くの茶屋から眺める構図が定番。新緑の6月は清涼感あふれる一枚が撮れます。

● 戦場ヶ原——広大な湿原と男体山の眺め
竜頭の滝からさらに北へ進むと、標高約1,400mに広がる国立公園の湿原、戦場ヶ原が現れます。木道が整備されており、男体山を正面に見ながら湿原をゆっくり歩くことができます。夏は緑の草原、秋は草紅葉と季節ごとに表情を変える、関東では類を見ない開放的な絶景です。

フォトスポットと撮影のコツ
● ベストスポット
- 明智平展望台——中禅寺湖×華厳の滝の遠景を俯瞰。ロープウェイ利用
- 華厳の滝・見晴し台——滝の真正面。エレベーターで地下へ(有料)
- 竜頭の滝・滝壺付近——茶屋前の石段から見下ろす構図が定番
- 戦場ヶ原・木道上——男体山を正面に入れた横構図が映える
● 撮影のコツ
- 明智平は午前中——逆光になりにくく、湖面の青が綺麗に出る
- 華厳の滝はシャッタースピードで表情が変わる——早めで躍動感、遅めで絹糸のような柔らかさ
- 竜頭の滝は縦構図——流れの方向に沿って縦に切り取ると迫力が増す
- 戦場ヶ原は広角——広大さを活かすには広角で空を大きく入れる
- いずれのスポットも午前中の光が柔らかく、人も少ない
アクセス
● 車
- 東北自動車道・宇都宮ICから日光宇都宮道路経由で日光ICまで約40分
- 日光ICから第二いろは坂を経由して中禅寺湖畔まで約30分
- 華厳の滝・明智平・竜頭の滝・戦場ヶ原はいずれも国道120号線沿い
- 紅葉シーズンはいろは坂が渋滞するため早朝出発を強くおすすめ
● 電車+バス
- 東武日光駅・JR日光駅から東武バス「中禅寺温泉」行きで約45分
- 華厳の滝・竜頭の滝・戦場ヶ原へはバスで移動可能
● バイク・ツーリング
- いろは坂はツーリングの定番コース。ただし紅葉シーズンの渋滞は要注意
- 戦場ヶ原から金精峠を越えて群馬・沼田方面へ抜けるルートも人気
周辺の「ちょっと素敵」スポット
● 中禅寺湖
華厳の滝のすぐ隣に広がる、周囲約25kmの高原湖。男体山を映す湖面は静かで美しく、湖畔の遊歩道を散策するだけでも十分に楽しめます。
● 日光湯元温泉
戦場ヶ原からさらに北へ約10km。奥日光の最奥に位置する温泉地で、硫黄泉の日帰り入浴が楽しめます。自然の中を歩いた体を癒すには最高の場所です。
1日のモデルコース(関東方面から・車)
- 6:30 自宅出発 —— 渋滞前に日光へ向かう
- 8:30 明智平着 —— ロープウェイで展望台へ。中禅寺湖×華厳の滝の遠景を撮影
- 9:30 華厳の滝・見晴し台へ —— エレベーターで地下へ。近景の迫力を体感
- 10:30 竜頭の滝へ(車で約15分)—— 滝壺付近で撮影
- 11:00 戦場ヶ原へ(車で約5分)—— 木道を散策・男体山を背景に撮影
- 12:30 中禅寺湖畔でランチ
- 14:00 いろは坂を下って日光市街へ
- 14:30 帰路へ —— 渋滞前に出発
前回の日光東照宮記事と組み合わせると、東照宮(史跡)と滝・湿原(自然)で日光を2日かけてじっくり楽しむプランも組めます。
おすすめ度
- カップル:★★★★★
- ファミリー:★★★★★
- ライダー:★★★★★
- 写真好き:★★★★★
- ハイカー:★★★★★
戦場ヶ原の木道は平坦で歩きやすく、お子さん連れでも安心。全スポットが車・バスでアクセスしやすいため、幅広い層に強くおすすめできます。
まとめ
いろは坂を登り切ると、そこはもう別世界だった。
華厳の滝の轟音、竜頭の滝の清涼感、戦場ヶ原の開放的な湿原——日光の自然は、東照宮の華やかさとはまったく違う、静かで雄大な顔を持っています。
明智平からの遠景で「あの滝か」と確認し、見晴し台で「こんなに大きいのか」と驚く。同じ滝を2つの距離で体験できるのは、華厳の滝ならではの楽しみ方です。
峠を越えた先の別世界は、また訪れたくなる。そういう場所です。
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今日は、華厳の滝・竜頭の滝・戦場ヶ原を紹介しました。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
では、次回の記事をお楽しみに!
今日もみなさまの人生が素敵でありますように!

