
◾️関東のちょっと素敵な絶景を紹介する新企画です。
みなさん、こんにちは。
「ちょっと素敵な人生」運営管理者兼ライターのかっつんです。
群馬県の山あい、碓氷峠の緑に包まれた場所に、
明治時代に造られた赤レンガのアーチ橋が今も静かに佇んでいます。
高さ31メートル、4連のアーチが連なる碓氷峠めがね橋(碓氷第三橋梁)。
かつて横川〜軽井沢間を走っていたアプト式鉄道の橋は、1963年に廃線となった後も姿を変えることなく、国指定重要文化財として山の中に残り続けています。
初めて目にしたとき、その大きさに思わず足が止まりました。
下から見上げると、200万個もの煉瓦が積み上げられた大アーチがどっしりと空に向かって伸びている。鉄道が消えて60年以上が経つのに、この橋はまるで「ここにいるのが当たり前」という顔をしています。
ドライブ、ツーリング、廃線歩き——何度来ても、また来たくなる場所です。
基本情報
- 正式名称:碓氷第三橋梁(碓氷峠鉄道施設)
- 場所:群馬県安中市松井田町坂本
- 完成:1893年(明治26年)
- 規模:全長91m、川底からの高さ31m、使用煉瓦約200万個
- 文化財:国指定重要文化財(1993年指定)
- 見学:終日開放(無料)。アプトの道トンネル内照明は7:00〜18:00
- 駐車場:普通車22台・バス4台(無料)
橋の上まで登る階段が整備されており、上からの眺めも楽しめます。入場料は不要で、通年いつでも見学できます。
写真で巡る、めがね橋の風景
● 下から見上げる——4連アーチの圧倒的な存在感
川沿いの遊歩道から橋を見上げると、4つのアーチが空に向かって連なる全景が飛び込んできます。夏は深い緑に包まれた赤レンガ、秋は紅葉に彩られたアーチ——季節によって表情が変わりますが、どの季節も「ここでしか見られない」景色です。

● 橋の上から——峠の谷と緑を見渡す
階段を登って橋上に立つと、碓氷峠の深い谷と山並みが広がります。眼下には碓氷川が流れ、両端のトンネルへと続くアプトの道が見える。鉄道が走っていた頃の空気を、そのまま肌で感じられる場所です。
● 紅葉×赤レンガ——11月上旬〜中旬は特別な一枚が撮れそう
秋の見頃シーズンになると、鮮やかな紅葉の中に赤レンガのアーチが浮かび上がり、まるで遺跡のような景観になります。橋の下から見上げる紅葉とのコラボは、この時期だけの絶景です。
フォトスポットと撮影のコツ
● ベストスポット
- 川沿いの遊歩道——橋の全景を4連アーチごと収める定番ポイント
- 橋の真下——見上げのアングルで迫力が増す
- 橋の上——峡谷と山並みを背景に広角で
- 橋から少し離れた場所——緑や紅葉と一緒に全体を収められる


● 撮影のコツ
- 午前中の光を使う——山に囲まれているため午後は影が出やすい
- 広角レンズ——4連アーチ全体を収めるには橋から少し距離をとる
- 見上げのアングル——橋の真下から縦構図で撮ると迫力が出る
- 露出を少し下げる——赤レンガの色が締まって鮮やかに
- 紅葉シーズンは平日か早朝が人が少なく撮りやすい
アクセス
● 車
- 上信越自動車道・松井田妙義ICから約15分
- めがね橋近くに無料駐車場あり(普通車22台)
- 国道18号碓氷バイパス経由が走りやすい
● バイク・ツーリング
- 国道18号旧道(碓氷峠越えルート)はツーリングの定番コース
- カーブが多いため速度は控えめに。峠の雰囲気を楽しみながら走れる
● 電車+徒歩・タクシー
- JR信越本線・横川駅からアプトの道を歩いて約90分(片道約3km)
- 横川駅からタクシーで約10分
- 廃線跡を歩くアプトの道は、鉄道好きに特におすすめのルート
周辺の「ちょっと素敵」スポット
● 峠の釜めし(荻野屋 横川本店)
横川駅前に本店を構える、創業1885年の老舗駅弁屋。益子焼の土釜に入った釜めしは、明治時代から変わらぬ味。めがね橋からの帰り道にそのまま立ち寄れます。峠の景色を眺めながら釜めしをほおばる——それだけで、十分「ちょっと素敵な時間」になります。
● 碓氷湖
めがね橋から車で約5分。碓氷川をせき止めた人工湖で、静かな水面と周囲の山並みが美しいスポット。遊歩道を歩きながら湖畔を一周でき、アプトの道と合わせて散策コースとして楽しめます。

● 碓氷峠の森公園交流館「とうげのゆ」
めがね橋から車で約5分。峠歩きやツーリングで疲れた体を癒せる日帰り温泉。帰路前のひと風呂に、ぜひ立ち寄ってみてください。
1日のモデルコース(関東方面から・車またはバイク)
- 8:00 自宅出発 —— 上信越道・松井田妙義ICへ
- 9:30 めがね橋駐車場着 —— 午前中の光で撮影
- 9:30〜11:00 めがね橋を散策・撮影(下からの全景、橋上からの眺め)
- 11:00 アプトの道を歩いて碓氷湖へ(徒歩約20分)またはドライブで移動
- 12:00 横川駅前・荻野屋本店で峠の釜めしランチ
- 13:30 とうげのゆでひと風呂(任意)
- 15:00 帰路へ —— 渋滞前に出発
ツーリングの場合は、国道18号旧道の碓氷峠越えルートで軽井沢方面へ抜けるコースもおすすめ。峠の雰囲気を存分に楽しめます。
おすすめ度
- カップル:★★★★☆
- ファミリー:★★★★☆
- ライダー:★★★★★
- 写真好き:★★★★★
- 鉄道好き:★★★★★
廃線跡を歩くアプトの道はアップダウンがあるため、小さなお子さん連れは無理のないコース設定を。ライダー・鉄道好き・写真好きには特に強くおすすめできるスポットです。
まとめ
鉄道が消えても、この橋は変わらない。
碓氷峠めがね橋は、明治の技術と美しさがそのまま山の中に残り続けている、稀有な場所です。下から見上げる4連アーチの迫力、橋の上から眺める峠の絶景、秋の紅葉との組み合わせ——何度訪れても、新しい感動がある場所です。
ドライブ帰りに峠の釜めしを食べて帰る。そんなシンプルな1日が、いつまでも記憶に残ります。
赤レンガのアーチは、また会いに行きたくなる。そういう場所です。
今日は、碓氷峠めがね橋を紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
では、次回の記事をお楽しみに!
今日もみなさまの人生が素敵でありますように!

