みなさん、こんにちは。「ちょっと素敵な人生」運営兼ライターのかっつんです。
今日は日本人の移住先としても人気が高く、これからの時期にベストシーズンを迎えるマレーシアの人気観光地『ペナン島』について書きます。
ペナン島について
東南アジアのマレー半島にある国マレーシア。ペナン島はマレー半島の西海岸側にあり、別名『東洋の真珠』とも呼ばれ、古くから観光地として知られています。主要都市はジョージタウンでマレー半島にあるマラッカと共に『マラッカ海峡の歴史的都市群、マラッカとジョージタウン』として1998年に世界遺産に登録されています。ペナン島は文化的な多様性、美しいビーチ、そして美味しい料理で知られています。
ペナン島の見どころ
★ジョージタウンの歴史的建物とストリートアート
ペナン島の北東部に位置するジョージタウンは、ペナン州の首都です。ジョージタウンの街並みは、19世紀のイギリス植民地時代の建築が色濃く残っています。特に、イギリスの影響を受けたヴィクトリア様式や中華様式の建物が多くあります。ストリートアートでも有名で特に芸術家 エルフィ・リム(Ernest Zacharevic) の壁画が有名です。彼の作品は街全体をキャンバスにしたような形で、観光客が写真を撮りたくなるスポットがたくさんあります。
★ペナンヒル
ペナン島の最も高い山で、ジョージタウンの中心部にあるバスターミナルから麓にあるケーブルカー駅までのバスも出ています。山頂へはケーブルカーでアクセスします。そこからジョージタウンの街並みや海の絶景を楽しむことができます。なお、ケーブルカーの料金はマレーシア人と外国人とでは異なりますのでご注意を!
★クラン・ジェッティ
クラン・ジェッティは、ジョージタウンの海沿いにある水上集落で、歴史的に中華系の漁民たちが住んでいました。水上の家々や小道を歩きながら、ペナンの歴史的な雰囲気を感じることができます。
★ビーチエリア
ペナン島はビーチリゾートとしての人気があり、最も人気のあるエリアはバトゥ・フェリンギ。白い砂浜が続くエリアにはリゾートホテルが立ち並び、ウォータースポーツなどを楽しむ観光客で賑わっています。また、タンジュン・ブンガは静かなビーチで、リラックスした時間を過ごすのに最適と言われています。
ペナンのローカルグルメ
ペナン島は美食の島としても知られ、特に地元の食文化は非常に多様で美味しいです。マレーシア、中国、インディアンの文化が融合した独特の料理が楽しめます。おすすめの料理は以下の通りです。
- アッサム・ラクサ:魚とタマリンドを使った酸味の効いたスープヌードル。
- チャークイティウ:炒めた米麺で、エビ、豚肉、野菜が入っています。
- ナシ・カンダー:多種多様なカレーやおかずを混ぜて食べるご飯。
- バクテー:名前の通り、豚肉や豚骨を使ったスープ料理。
- ナシレマッ:風味豊かで多くの人々に愛されている朝食の定番。
ジョージタウンではレストランでグルメを楽しめるだけでなく、ホーカーズとして有名なレッドガーデンや数多くの屋台が集まるガーニードライブでも地元グルメを堪能できます。
ペナン島のホテル
私がオススメしたいホテルを2か所ご紹介します。
★シェン ファット ツェー ザ ブルー マンション
“東洋のロックフェラー”と呼ばれていた中国出身の実業家チョンファンツィー家の邸宅として建てられたもので、鮮やかな青い外観と興味深い歴史的背景で観光客や建築愛好者に非常に人気があります。ペナン島ジョージタウンの中心部に位置し、近隣には多くの観光スポットもあります。外壁の青い色は伝統的な風水において非常に重要とされ財運を呼び込むために選ばれたと言われています。
私も滞在したことがあるのですが、一番下のランクの部屋でもとても広く、ゆったりと落ち着いた雰囲気を醸し出しており、チャックアウト時には帰りたくない!とさえ思いました。ちなみにここのナシレマッは絶品でした。滞在時は毎朝食べていました。
★イースタン&オリエンタルホテル
シンガポールにあるラッフルズホテルを創業したサーキーズ兄弟によって1885年に創業されペナン島でも歴史ある最高級ホテルに位置付けられています。コロニアル様式の建築で、豪華な雰囲気を楽しめます。海を望むバルコニーや広々としたゲストルームで観光客に大人気のホテルです。いつかは泊まってみたいものです。
★ビーチエリアのホテル
ペナン島でリゾート気分を存分に味わいたい方には、バトゥ・フェリンギのリゾートホテルに滞在するのがおすすめです。アジアンテイストが溢れるシャングリラ系列の「シャングリラズ ラサ サヤン リゾート アンド スパ 」や「ペナンゴールデンサンズリゾート バイ シャングリラ」、レストランでお馴染みのハードロックカフェ系列「ハードロック ホテル ペナン」、バトゥ・フェリンギで最初にオープンした老舗リゾート「ローン パイン」、高級ブランド系列の「パークロイヤル ペナン」「ダブルツリー バイ ヒルトン」はいずれもビーチ沿いにある5つ星ホテル。ほとんどがオーシャンビューの部屋でホテルによってはファミリー向けのプールもあります。バトゥ・フェリンギではナイトマーケットも開催されているので、ホテル滞在を存分に楽しめそうです。また、ジョージタウンへのシャルルサービスが用意されているホテルもありますので、気軽に島観光に出かけられますね。
ペナン島と組み合わせて訪れたい都市
個人的にはペナン島滞在だけでも十分に楽しめと思いますが、せっかくマレーシアに来たのだから、他の都市にも訪れたい!ともちろん思いますよね。
そんな方にはクアラルンプール、イポー、マラッカ訪問がオススメです。
クアラルンプール
マレーシアの首都であり、同国最大の都市です。KLという呼び名でも知られています。経済、文化、観光の中心地として知られています。バス、鉄道も整備されているだけでなくGrabなどの配車サービスも充実しているためどこへ観光に行くにも便利です。
クアラルンプールの見どころ
★ペトロナスツインタワー
クアラルンプールのランドマークであるツインタワーは、世界で最も高い双子の高層ビルとして有名です。展望台からは市内を一望できます。
★チャイナタウン(ペタリン通り)
お土産やさまざまなローカルフードが楽しめるエリア。鬼仔巷は1960年代にここに暮らしていた華人の子供たちの日常を描いたウォールアートが有名で、写真映えスポットとして人気を呼んでいます。
★バトゥ洞窟
マレーシア最大規模のヒンドゥー寺院。神々が祀られた洞窟の入り口まで、272段もの階段が続いています。2018年には階段がカラフルに塗り替えられ、写真映えスポットとしても注目を集めるようになりました。KLからKTMコミューターを利用して約40分ほどで着く郊外観光の定番です。
クアラルンプールのグルメ
マレーシアではマレー系以外に中国系、インド系が多く暮らしているためそれぞれのルーツから生まれた多彩な料理が手軽に楽しめるレストランがたくさんあります。
チャイナタウンに行けば本格的な中華料理が味わえますし、マレー系と中国系が融合したプラナカン文化をバックグラウンドとするニョニャ料理というのもオススメです。
また、KL市内のアロー通りは夜になると屋台街となり人気のスポットです。もうひとつオススメしたいのが、ショッピングモールのフードコート。こちらでもさまざまなジャンルの料理が楽しめます!
イポー
イポーは、マレーシアのペラ州の州都で、国内で3番目に大きな都市です。昔から錫の採掘で栄えた歴史を持ち、現在ではその独特の魅力と豊かな文化遺産、美しい自然が観光客を惹きつけています。KLからは電車やバスの利用で約2時間ほどですが、私個人的にはマレー鉄道を利用することをオススメします!
イポーの見どころ
イポー旧市街には、植民地時代の建築物が数多く残っています。特に、イポー駅(タージ・マハルのような美しい建物)や、コートハウス、バーチ記念時計塔が有名です。壁画アートも街中で楽しめるようになっており、現代と過去が調和しています。
イポーのグルメ
イポーではぜひ、次のローカルフードをお楽しみください。
イポー・ホーファン: 鶏肉や海老のスープに薄い平麺を加えた料理。
ホワイトコーヒー:イポー発祥の特製コーヒーで、甘みが特徴。
豆芽チキン:シャキシャキのもやしと茹でた鶏肉の料理でとても美味です。
マラッカ
15世紀に栄えたマラッカ王国は、東南アジアの主要な貿易港として重要な役割を果たしました。マレーシアの南西部に位置する歴史的な都市であり、同名の州(マラッカ州)の州都です。マラッカは、ユネスコの世界遺産に登録されており、特にその多文化的な遺産と歴史的建造物で知られています。クアラルンプールからは長距離バスで約2時間という距離なのと街そのもももコンパクトで徒歩やレンタル自転車で観光できるため、KLからの日帰り観も可能ですね。現地のオプショナルツアーに参加するのもありかも。
マラッカの見どころ
★オランダ広場
赤い建物群で知られ、スタダイスやキリスト教会が立ち並んでいます。
★セントポールの丘
丘の上にはセントポール教会の廃墟があり、ここから街を一望できます。
★マラッカ海峡モスク
海に浮かぶような美しいモスクで、夕日の名所として有名です。
★ジョンカー・ストリート
毎週末にナイトマーケットが開催され、地元料理やお土産、雑貨が楽しめます。
マラッカのグルメ
マラッカではニョニャ料理が有名で「ニョニャ・ラクサ」や「チキンライスボール」はマラッカを訪れた際には、必ず食したい定番のメニューですね。
今日は、ベストシーズンを迎えるマレーシアの人気観光地・ペナン島の紹介と合わせて一緒に訪れたい都市について書きました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
では、次回の記事をお楽しみに!
今日もみなさまの人生が素敵でありますように!
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