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ベトナム中部の観光都市ダナン、フエ、ホイアンを語る

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みなさん、こんにちは。「ちょっと素敵な人生」運営兼ライターのかっつんです。

今年(2024年)の5月、5日間のベトナム旅行に出かけました。行き先はベトナム中部の世界遺産「フエの建造物群」として知られる古都フエとやはり世界遺産「古都ホイアン」の2都市。この2都市を選んだ理由は、実は5月ごろのベトナム中部地方は雨が少なく、中部の玄関都市と言われるダナンを含め旅行にはベストシーズンと言われる時期だったこと。また、ダナンへは日本からは直行便が飛んでおり約5時間程度で行け、5日間という日程を考えるとちょうどいい行先と言えました。

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さて、先日のブログでホイアンについて紹介させていただきましたが、ベトナム中部に旅行を計画する方の多くがダナン、フエ、ホイアンのいずれかに滞在し観光するパターン。そこで今回は私の旅を元にベトナム中部を代表する2つの世界遺産フエ、ホイアン滞在の楽しみ方をご紹介できればと思います。(文中の情報は2024年5月時点のものです)

ベトナム中部の人気世界遺産

フエ、ホイアンの魅力について

日本からのアクセスについて

ベトナム中部を代表する都市がダナンです。ホーチミン、ハノイに次ぐ人口で実際にベトナム第3の都市というのが一般的な認識です。ベトナム中部への観光はこのダナンが拠点になります。日本からダナンへはベトナム航空の成田発着の直行便1日1便のスケジュールで飛んでいます。それ以外にも、ハノイやホーチミン経由でダナンに入る便もベトナム航空LCCのベトジェット等を含めると結構な便数となります。飛行時間は直行便利用で飛行時間は5時間半程度です。

日数はどれくらい必要?

ベトナム中部を代表する観光都市としてはダナン、フエ、ホイアンの3都市が定番です。これら3都市の地理関係をダナンを拠点にして考えた場合、フエまでは列車で3時間、車では2時間半程度で行ける距離です。ホイアンの場合はずっと近く、車で40~50分程度。5日間では3都市滞在は難しく、3都市をくまなく回りたい場合は最低でも6日間以上の日程が必要です。余談ですがダナン~フエ間をベトナム統一鉄道を利用して移動するのが世界の鉄道好き旅行者やバックパッカーの間でかなりの人気です。(私は日程的な都合上で車移動を選択しました)

3都市の特長と見どころ

では、ダナン、フエ、ホイアンのそれぞれの特長と見どころを順番にご紹介しましょう。

ダナン

ダナンが有名なのは、なんといってもその美しいビーチ。別名“ベトナムのハワイ”とも言われています。特に有名なのがミーケビーチでUS版フォーブス誌で「世界の美しいビーチ6選」に選出されたこともあります。ダナン国際空港からも近く、午前発の成田直行便を利用すればその日の夕方にはビーチでのんびりなんてことができちゃいます。ビーチ沿いにホテルが林立しリゾートからいわゆるブティック型まで多種多様。ホテルによっては屋上にプールやバーを備えているところも多く、旅行者はもちろん地元の人たちにも人気です。周辺の見どころで最近特に人気なのが「バナヒルズ」。2013年オープンのテーマパークで中世フランスの町並みをイメージし作りがウリです。2018年には神の手と言われる「ゴールデン・ブリッジ」が完成し、写真スポットとして話題になっています。この「バナヒルズ」はファミリー、カップルに人気ですね。

フエ

ベトナム最後の王朝、グエン王朝の都があったことで知られるベトナム中部を代表する古都です。かつての王宮や歴代皇帝の帝陵からなる「フエの建造物群」が1993年にベトナムとしては初めての世界遺産として登録されました。見どころもズバリこの王朝と帝廟巡りです。これらの世界遺産と合わせて、ベトナム戦争時の宗教弾圧に対して抗議の焼身自殺したティック・クアン・ドック僧侶が修行していたことで知られるティエンムー寺や線香村などを見て回るのが定番で人気ですね。また、ハノイやホーチミンとは一味違うフエの地元グルメを楽しむのもオススメです。かつての王朝があったことから宮廷料理も人気です。

ティック・クアン・ドック僧侶がサイゴン(現ホーチミン・シティ)まで乗って行ったオースティンA95
グエン王朝の都であったことの象徴となる王宮
フエ郊外にある帝廟のひとつ「カイディン帝廟」

ホイアン

「ホイアンの古い町並み」として世界遺産に登録されたのが1999年。朱印船貿易により日本とも交流があったことも広く知られており、来遠橋は別名日本橋とも言われ人気の観光スポットになっています(2024年5月現在は改修中)。ノスタルジックな雰囲気を醸し出す旧市街エリアはクルマの乗り入れが禁止され、古民家風カフェでまったりするのも旅行者に人気のようです。このエリアの見どころは先ほどの来遠橋やフーンフンの家、福建会館などがあります。なお、ホイアン旧市街のこれらの施設に入場するには観光チケット(120,000VND=約700円)の購入が必要でこのチケットで最大5か所の施設に入場できます。ホイアンはランタンの街としても知られ、夜になると街中に多数のランタンが灯され、この幻想的な演出がホイアンの人気を高めている理由かもしれませんね。

ランタンの街と言われるホイアン。人気の写真スポット
裏路地でも写真映えするのがホイアンのいいところ
人気施設のひとつ「福建会館」。入場には観光チケットが必要です

旅のプランについて

ベトナム中部への旅のプランを計画するにあたって、まず大切なのは日程と訪問先を中部限定にするかハノイまたはホーチミン観光をセットにするかです。旅行をパッケージツアーにするか個人旅行にするかどちらの場合でも、日程と訪問先によってベトナム入国の最初の都市が決まり、その後の観光の仕方が決まります。先ほども述べたようにベトナム中部エリア限定であれば4日間から5日間であればダナン、フエ、ホイアンのうち2都市滞在は可能。もちろんこの日程で1都市を思う存分というのもアリです。逆に言えば、+ハノイまたは+ホーチミンを考えた場合、4日間または5日間の日程では、中部はダナン滞在でツアーでフエ、ホイアン訪問となりそうです。ちなみに今回の私旅程は次の通り。

★旅のプラン
旅程内  容宿泊
1日目午前発、ベトナム航空でホーチミン経由フエへ。(フエ泊)
2日目フエ観光。(フエ泊)
3日目午前、フエ観光。午後、ホイアンへ移動(バス利用)。着後、ホイアン観光。(ホイアン泊)
4日目午前、ホイアン観光。ホテルチェックアウト後、午後ミーソン遺跡観光。(機内泊)
5日目深夜便にて成田へ。

今回のプランでは、私はダナン観光はあきらめ、5日間(現地滞在は実質4日間)の日程中でフエ、ホイアンをできる限り長く滞在できるよう練ってみました。また、往復の飛行機の乗り継ぎ時間なども考慮し往路ホーチミン経由フエIN、ダナンOUTとしました。同じ日程をダナンIN、フエOUTにした場合、最終日の現地滞在が夕刻までの上、フエ→ハノイやフエ→ホーチミンの乗り継ぎ時間が4~5時間とやや長めでした。

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フエ、ホイアンどちらを重視

ベトナム中部の観光都市フエホイアンは日本の旅行者にも人気ですね。どちらに行くのがいい?などという質問がネットにも多く出ていまして、その応えとして建造物好きならフエ、雰囲気重視ならホイアンという意見が多く、実際、私もその通りだと思います。ただ、どちらを重視するかは全くの個人の好みでしょう。こればかりは日程や旅に対するその人の思いによると思います。旅はできるだけ多く回りたいというタイプの方は(ダナンも含めて)全部回るでしょうし、じっくり滞在派という方は、いずれかの一都市のみに滞在するスタイルでしょう。

実は私自身はどちらかと言えばじっくり滞在派なのですが、今回はフエとホイアンの両方に訪れた感想としては、もう一度同じ日程でプランニングするなら、今度はホイアン滞在としますね。それは、街歩きが好きという私の旅のスタイルにはホイアンがとても魅力的に見えました。先に書きましたように旧市街はクルマの乗り入れが禁止されていますので、じっくり歩いて回るのに都合が良いのと、夜の雰囲気が本当に幻想的で美しかったです。来園橋が改修中など、少しがっかりな面もありましたが、それを差し引いても十分に楽しめる街でした。次はいつ行けることでしょうかね?

今回の内容について、YouTubeにも動画をアップしています。合わせてご覧ください。

今日は、私のベトナム旅行の振り返りと中部代表する観光都市ダナン、フエ、ホイアンの魅力いついてのお話でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

では、次回の記事をお楽しみに!

今日もみなさまの人生が素敵でありますように!

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