私が愛用しているMac Book Airが発表された昨年10月のAppleのEventにおいて、AdobeはiPad版のPhoto Shopを2019年にリリースすると発表しました。2019年の早々にはリリースされるのではと思いワクワクしながら待っていましたが、春になっても夏になってもリリースされる気配はありませんでした。しかし、あの電撃的な発表から1年、ようやくiPad用のPhoto Shopが11月4日にリリースされました。

というわけで、ひとまず使ってみた簡単なレビューをお届けします。

iPad用Adobe Photoshop簡単レビュー

アプリダウンロードは「App Store」から

iPad版Adobe Photoshopは「App Store」からダウンロードします（写真１）。

写真１

App Storeを起動させて検索フィールドに『Photo Shop』と入力しましょう。画面にAdobe Photoshopが表示されるので『入手する』をタップすればダウンロードが始まります（写真２）。

写真２

なお、App自体は無料ですが、実際にファイルの編集作業を行うためには、Adobeへのアカウント登録とサブスクリプション契約が必要です。

詳しくは、Adobe公式ページにて

Appを起動します

トップ画面の「学ぶ」をタップすると『ハンズオンチュートリアル』で基本操作を学べます（写真３）。初めての方にはいいかも！

写真３

また、トップページ右上の設定ではインターフェースの「暗」「明」を選択できます（写真４）。

写真４

これは、Mac OSにある外観の「ライト」「ダーク」に相当します。ファイルの作成、読み込みは左下の「＋新規作成」か「読み込み／開く」で（写真５）。

写真５

ファイルを開きましょう

「読み込み／開く」では、読み込み先を『カメラロール』『ファイル』『カメラ』選択します。『ファイル』で読み込めるのはiPadのファイルAppに設定されている内容。『カメラ』は撮影した写真をすぐに取り込んで編集が可能です。

デスクトップ版とファイルを共有が簡単

今回のiPad版Photoshopのリリースとともにデスクトップ版Photoshopもアップデートされました。iPad版、デスクトップ版のいずれにも「クラウドドキュメント」という項目が追加されファイル共有の方法が簡単になりました。（写真５、６）。

写真５（iPad版）

写真６（デスクトップ版）

実作業の感想

クラウドドキュメントの機能はとても便利だと思いましたが、現時点ではフィルターやレイヤー効果の機能が制限されており、デスクトップ版を完全に網羅しているわけではなく、まだまだ補助的な使い方に限定されそうです。

これからのパワーアップに期待！

幾つかの機能は準備中とされ、それらは「photoshopに関する提案　機能リクエスト」で確認ができます。またAdobeへユーザーが直接リクエストを発信できるようになっています（写真７）。

写真７

今回のiPad版Photoshopは『完全体』とは言えない状態ですが、それゆえにこれからのパワーアップが大いに期待できますね。

今日は、iPad用Adobe Photo Shopの簡単レビューでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

では、次回の記事をお楽しみに！

今日もみなさまの人生が素敵でありますように！