スタディー-Study-

問題解決力と成果の出し方について考えてみたこと

いつまでも問題を解決できないのは、問題の本質を理解していないからだと思う。

たとえば、 『▲▲が起きた!問題だ』という場合、実は問題の本質は○○で、▲▲は単に現象だったりする。なのに▲▲を終えたら問題が解決したと思ってしまうのは間違い。本当は○○を解決しなきゃならない。
これは少し前の私のツイートです。今日は問題解決力とそもそものリスクヘッジ、そして成果の出し方ついて考えてみたことを書いてみたいと思います。

問題の本質を認識する

仕事なんかで何かよくないことが起きた時に「ああ、大問題だ!」みたいに大騒ぎすること、ありませんか? まあ私も、突発的なことが起きてしまうとテンパってしまうこと、少なからずあります。ただ、そういう時に私の場合は、起きていることは起きていることとして冷静に対処しつつ、本質的な問題は別のところにあるのでは、と考えるようにしています。

よく言われることなのですが、「起きている現象=問題」と勘違いしてしまうこと。たとえば「納期が遅れる」ということがあったとします。でも「納期が遅れる」というのは起きた現象であって、それを引き起こした問題は別にあるはずです。この場合、スケジュール自体に無理がなかったなど、いろいろ分析する必要があります。まあ、これは割と単純でわかりやすケースですが、「起きている現象=問題」という勘違いは、意外に多そうです。

さて、なぜこのような思いに至ったかと言いますと、先日サイトの分析をしていてPV数が月を追うごとに落ちていることに気づいて「これは問題だな」と考えるに至りました。でも、ふと思いました。『PV数が落ちているのは現象であって、PV数を上げるための対策を怠ったのが問題だ』と。

ようは起きている現象に対する問題の本質をきちんと認識できていないと、また同じ現象が起きて「また、大問題だ!」の繰り返しになると思います。この辺りの認識の違いで問題解決力が変わってくるのではないでしょうか。

事前対策=リスクヘッジができているか

ところで、これも必ず言われることですが、そもそも「ああ、大問題だ!」となる前に、それをそうてしたリスクヘッジが取れているかどうかが大事ですよね。

さきほどの「納期の遅れ」現象なんかは、みなさん事前対策はとりますよね。納期の遅れは、状況次第では信用の失墜になりかねませんものね。ただ一方で、リスクヘッジの対策がとれてるの?ということに直面することも意外とありませんか? 俗にいう「ヒヤリハット」で、何も起こらなかったから良かったけれど……という場面。このあたりの対策の在り方で、のちのちの成果が変わっていくように思います。

リスクヘッジに関して、私のPV数の下降について考えてみると、そもそもブログというものは、開設当初のPV数変動は起こりうる現象なのではと認識しています。ただ本質的な部分としては読者への訴求が弱いという事実が残念ながらあると思っています。読み手を意識したテーマの設定、記事内容を意識して書けていなかった点を改善する必要があると思っています。

対策によって成果が変わることがある

実は問題の本質をきちんと認識していないと正しいリスクヘッジ対策ができません。そして、問題を解決しないままでいると、後々の成果にも大きく影響します。

というのもほとんどの場合、問題解決が遅れるほどそれに費やす時間や費用が増え、結果的にそれは利益の削減になってしまうからです。こういったことも私はこれまでの仕事で経験してきました。最初のうちは一人で解決できていたかもしれないことが、結局チーム全体で対応せざるをえなくなり、また余分な時間が取られ、結局プロジェクトは赤字……。あまりいい思い出じゃありません。


今回、自分のサイトを分析したところから、問題解決力とリスクヘッジ、成果の出し方ついて考える機会を得ました。これを機会に私自身もそしてこのサイトも成長したいと思います。

この記事内容が読者のみなさまに共有できたら幸いです。これからもブログの毎日更新を続けながら、みなさまと共有できる情報を発信していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

では、また次回のブログをお楽しみに!