スタディー-Study-

残業は、本当に悪か?

働き方改革が叫ばれています。

今日はそれに少し関連すること、残業について書きたいと思います。

私が社会人になった頃、時代はバブル全盛期でした。

当時のCFに「24時間戦えますか?」というのがありました。

日本中がイケイケだった時代ですね。

私自身はマスコミ志望で、いろんないきさつから私は某週刊誌の外部記者の仕事を得て、働き始めました。もともと私は、9時から5時というような定時仕事より、多少残業があっても自分の好きなことを仕事にしたいと思っていまし、実際、夜中までということもザラでした。

その後、広告制作の世界に転職し、やはり残業や場合によっては徹夜なども珍しくなく、どちらかといえば、そのような働き方をむしろ誇りにしていました。

時は経て、今の私は世間一般には大手と言われる流通系の会社に身を置いています。ここでは残業については非常に厳しく、原則、残業禁止です。

社員の残業が増えることは会社の経営上、あるいは社員の健康上も決していいとは言えないことは、私も理解はしています。

ただ、「なんとかもうひと踏ん張りして」とか「これだけは今日中にやっておきたい」というような、ポジティブな働き方さえも否定されているのではと、私は感じているのも事実です。

働き方改革ということを持ち出すまでもなく、きっと私が経験してきた毎日が残業とか、月二回は徹夜などという働き方自体、あるいは時代遅れなのでしょうね。そのことを私もどこかできちんと認めないといけないのでしょう。